会社で使っているVAIOには、モニターや充電ケーブル、SDカードリーダーをつないでいます。会議などでPCを持ち運ぶ際に便利だったのが、Anker 332 USB-Cハブです。
毎日使っていてよかったのは、PCを持ち出すときに抜き差しするケーブルの数が減ったことです。普段の接続をハブにまとめられるので、持ち運びの際の手間が少なくなりました。
一方で、ハブのHDMIでモニターを1台つなぎ、同じハブのUSB-Cでもう1台つなごうとしたところ、USB-C側は反応しませんでした。この記事では、私の使い方と、購入前に確認しておきたい端子の役割をまとめます。
会社用のVAIOで、毎日使っています
普段の接続構成は、次のとおりです。
| 項目 | 私の使用状況 |
|---|---|
| 接続するPC | 会社用のVAIO |
| 使用頻度 | 毎日 |
| モニター | HDMIで1台接続 |
| そのほかの接続 | 充電ケーブル、外付けのSDカードリーダー |
| 便利だと感じる場面 | 会議などでPCを持ち運ぶとき |
SDカードはハブ本体へ直接挿すのではなく、外付けのSDカードリーダーを接続して使っています。Anker 332自体にカードスロットがあるわけではありません。
ここで紹介しているのは、私のVAIOと接続機器での使用例です。VAIOは機種によって端子や対応機能が異なるため、同じメーカーのPCなら同じ構成で使える、とまではいえません。
会議へ持ち出すとき、ケーブルの抜き差しが減った
このハブで便利だと感じているのは、会議などでPCを持ち運ぶときです。モニターや充電ケーブルなどをハブにつないでおくことで、PCを移動させる際に抜き差しするケーブルの数が少なくなりました。
会議のためにPCを持ち運ぶ人なら、ポート数に加えて「移動の際にどの接続を外すことになるか」も、選ぶときの確認ポイントになると思います。
必要なポート数や給電の考え方から整理したい場合は、ノートPCのUSBポートが足りないときの確認ポイントも参考にしてください。
HDMIでは映ったものの、ハブのUSB-Cに追加したモニターは反応しなかった
注意したいのは、モニターを増やす場合です。私はハブのHDMIで1台をつないだ状態で、同じハブのUSB-Cにもう1台のモニターをつなぎました。しかし、USB-C側は反応しませんでした。
この体験から「モニター2台には対応していないのかな」と感じました。確認しておきたいのは、2台目をつないだのがPC本体ではなく、ハブ側のUSB-C端子だったことです。
ハブ側のUSB-Cは、端子が空いていても映像用には使えません
Anker 332には型番違いの製品があります。公式のA8355の製品情報とA8356の製品情報では、どちらもハブ側のUSB-Cポートはデータ転送用と充電用に分かれ、映像出力には対応していません。
| ハブ側の端子 | 公式仕様上の主な役割 |
|---|---|
| HDMI | モニターへの映像出力 |
| データ転送用USB-C | データ転送。映像出力には非対応 |
| USB PD対応の充電用USB-C | 充電器から電力を受け、PCへ給電するための端子。映像出力には非対応 |
つまり、A8355・A8356のHDMIとハブ側のUSB-Cにモニターを1台ずつつないでも、その組み合わせで2台へ映像を出すことはできません。私が試したのも、このHDMIとハブ側USB-Cを使うつなぎ方でした。USB-Cは端子の形を示していて、その形だけで映像出力までできるとは判断できません。
一方、VAIO本体で外部モニターを2台使えるかは、PCの仕様と接続方法によります。ハブ側USB-Cの映像出力が非対応であることと、PC全体の対応台数は分けて考える必要があります。
モニターを2台使うことが目的なら、ハブに映像出力用の端子がいくつあるかに加えて、PCが対応する接続方法も確認しておきたいです。映らないときの確認順序は、USB-CからHDMIでモニターが映らないときの確認ポイントで整理しています。
外部モニター1台と周辺機器をまとめたい人には、検討しやすいハブ
外部モニター1台と周辺機器をつなぎ、必要なときにノートPCを持ち運ぶ人なら、検討しやすい製品だと思います。ただし、購入前には次の点を手元の機器と照合してください。
- PCのUSB-C端子が、使いたい映像出力や充電に対応しているか。
- つなぐ周辺機器に合うデータ転送用ポートが足りるか。
- 充電器・ケーブル・PCの給電条件が、ハブの条件と合っているか。
- モニターを何台つなぎ、どの端子から映像を出す予定か。
充電条件は、VAIO公式のUSB-C充電の案内でも対応モデルや出力を確認できます。接続するPCに必要な電力と、ハブ経由で供給できる電力を照合してください。
同じAnker 332という名前でも、本体の形やサイズが異なる製品があります。購入時は商品名だけでなく、型番と端子構成まで確認すると選びやすいです。
私のようにPCを持ち運ぶ機会があるなら、ケーブルの抜き差しをまとめられる点は便利です。モニターを増やす予定もある場合は、使いたい台数と接続方法まで確認して選びたいと思います。

