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トレードやPC作業では、疲れにくさだけでなく、狙った場所へカーソルを止めやすいことも重要である。
私は自宅の主力マウスとしてLogicool ERGO M575を使っている。長時間でも手が疲れにくく、複数モニター間を大きく移動しやすいためである。一方、細かな位置合わせでは、通常型マウスのほうが扱いやすい場面がある。
そのときに使っているのが、サンワサプライのワイヤレスマウス「400-MA097」である。2020年8月23日に1,380円で購入し、購入から約6年が経過した。主力として毎日使い続けた製品ではなく、M575を使えないときや、普通のマウスで細かな操作をしたいときのサブとして、たまに使用している。
400-MA097は、左右クリック、ホイールクリック、戻る・進むの5ボタンに、DPI切替ボタンを備える。接続は付属USBレシーバーによる2.4GHz方式で、Bluetoothには対応しない。
この記事では、長期所有して分かった使いどころ、M575より精密操作しやすいと感じる理由、5ボタンとDPI切替の便利さ、携帯性や疲れにくさの注意点をまとめる。
記載の区分:購入日、購入価格、使用方法、操作感は私の購入記録と実体験である。本体サイズ、重量、接続方式、分解能、ボタン構成、電池性能はサンワダイレクトの公式情報を基に記載している。
- 先に結論|主力ではないが、精密操作用の予備として残している
- 購入情報
- 400-MA097の主な仕様
- 良かった点1|通常型なので細かな位置合わせをしやすい
- 良かった点2|戻る・進むボタンを使える
- 良かった点3|DPIを3段階で切り替えられる
- 良かった点4|USBレシーバーを挿せば使い始めやすい
- 注意点1|長時間の疲れにくさではM575を選ぶ
- 注意点2|複数モニターの長距離移動はM575が楽
- 注意点3|Bluetoothには対応しない
- 静音版・USB-C版・Bluetooth版との違い
- ボタン割り当てとレシーバーの注意点
- 注意点4|携帯性はPebble M350に劣る
- 注意点5|約6年所有と毎日6年使用は分けて考える
- トレードで使うならどんな人に向くか
- M575・M350・400-MA097の使い分け
- 400-MA097がおすすめな人
- おすすめしにくい人
- まとめ|400-MA097は精密操作へ戻れる安価な予備
先に結論|主力ではないが、精密操作用の予備として残している
400-MA097は、低価格で戻る・進むボタンとDPI切替を使える、通常型のワイヤレスマウスである。
私が感じている長所は次のとおりである。
- M575より細かなカーソル位置を合わせやすい
- 戻る・進むボタンがあり、ブラウザー操作でも使いやすい
- 800・1200・1600dpiを本体ボタンで切り替えられる
- M575を使えないときの予備として、すぐ使える
- 2020年の購入価格は1,380円で、導入しやすかった
一方、万能ではない。
- 長時間の疲れにくさでは、私はM575を選ぶ
- M575のように画面の端まで一気に飛ばす操作はしにくい
- Pebble M350より厚く、携帯性は中間である
- USBレシーバー専用で、Bluetooth接続はできない
- 約6年所有しているが、サブとして断続的に使用しており、ゴム部分に少し劣化がある
私にとって400-MA097の価値は、M575を置き換えることではない。精密操作をしたいときに普通のマウスへ戻れる、安価な予備である。
購入情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | サンワサプライ 400-MA097 |
| カラー | ブラック |
| 購入日 | 2020年8月23日 |
| 購入価格 | 1,380円 |
| 接続 | 2.4GHz USBレシーバー |
| 電池 | 単3形乾電池1本 |
| 主な用途 | M575を使えないときの予備、細かなカーソル操作 |
本体底面のラベルで「400-MA097」と確認できた。購入時も型番と接続方式を確認したい。本記事で使っているのはUSB-Aレシーバー式・非静音の400-MA097である。Amazonのリンクは型番検索のため、検索結果に含まれる別モデルと取り違えないようにしたい。

400-MA097の主な仕様
メーカー公表の仕様は次のとおりである。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 本体サイズ | 約幅62×奥行109.5×高さ40mm |
| 本体重量 | 約67g(電池含まず) |
| 接続 | 2.4GHz RF方式、USB-Aレシーバー |
| センサー | ブルーLED |
| DPI | 800・1200・1600 |
| 操作用ボタン | 左右、ホイール、戻る、進む+DPI切替 |
| 電池 | 単3形乾電池1本 |
| 公称使用可能日数 | 約225日(現行説明書の条件による計算値) |
| 静音仕様 | 非対応 |
公式の商品名では「5ボタン」とされている。これは左右クリック、ホイールクリック、戻る、進むの5つを指し、DPI切替ボタンは別に備わっている。本記事では誤解を避けるため、「5ボタン+DPI切替」と表記する。
現行の公式説明書Ver.1.3(PDF)では、1日8時間のPC使用中にマウスを5%操作する条件で約225日とされている。日数は操作割合などの前提で変わり、保証値ではない。私自身は交換日を記録しておらず、2020年に購入した個体の実測値ではない。
仕様は、サンワダイレクト公式商品ページで確認した。静音ボタンを搭載する製品ではないため、静かな場所でクリック音を抑えたい人は注意が必要である。
良かった点1|通常型なので細かな位置合わせをしやすい
400-MA097を残している最大の理由は、カーソルを細かく合わせやすいことである。
M575は親指でボールを転がすため、広い画面を大きく移動する操作が得意である。一方、勢いをつけた後に小さなボタンへ止めるときは、狙った位置を少し通り過ぎることがある。
通常型の400-MA097は、マウス本体を少し動かせばカーソルも少し動き、手を止めればその場で止めやすい。発注画面の小さなボタン、Excelのセル、細かな入力欄などでは、この分かりやすさが役立つ。
もちろん、精密さはOSのカーソル速度、DPI、マウスパッド、手の動かし方でも変わる。400-MA097が専門的なゲーミングマウスより高精度だと断定するものではない。ここでの評価は、私がM575と使い分けたときの体感である。
良かった点2|戻る・進むボタンを使える
本体左側には、戻る・進むボタンがある。ただし、Macではこの2つのサイドボタンを使用できない。Macでのホイールボタンの押下げによる動作もサポート対象外とされている。Macで5ボタンをすべて使うつもりなら注意したい。対応条件は公式説明書(PDF)の5・15ページで確認できる。
私はM575でもこの2ボタンを頻繁に使っている。企業情報、ニュース、チャート、商品ページなどを行き来するとき、画面上の戻るボタンまでカーソルを移動させずに済む。
Pebble M350は3ボタン構成で、戻る・進むボタンがない。外出時の携帯性はM350が優れているが、自宅でブラウザーを長く使うなら、400-MA097のサイドボタンが便利である。
良かった点3|DPIを3段階で切り替えられる
本体上部のDPI切替ボタンを押すと、800・1200・1600dpiを切り替えられる。
カーソルを大きく動かしたいときは高め、細かな位置へ止めたいときは低めにするという使い分けができる。設定ソフトを開かず、本体だけで変更できる点は分かりやすい。
ただし、頻繁に切り替えるほどではなく、普段は自分が使いやすい速度へ固定することが多い。DPI切替は必須機能ではないが、カーソル速度を試しながら合わせるときには便利である。
良かった点4|USBレシーバーを挿せば使い始めやすい
400-MA097は、付属の小型USBレシーバーと2.4GHzで接続する。
Bluetoothのペアリング操作は不要で、対応PCへレシーバーを挿して使える。M575が別のPCや家族に使われているときも、予備の400-MA097へ切り替えやすい。
底面のカバー内に単3電池を入れ、レシーバーも収納できる。使わない期間がある予備マウスでは、レシーバーを本体と一緒に保管できることが重要である。
注意点1|長時間の疲れにくさではM575を選ぶ
通常型マウスは、本体を動かすたびに手首や腕も動かす。
私は長時間のトレードやPC作業では、手の位置を固定して親指で操作できるM575のほうが疲れにくい。400-MA097でも作業はできるが、一日使う主力として積極的に選ぶ理由は少ない。
反対に、短時間だけ細かな操作をするなら、400-MA097のほうが使いやすいことがある。どちらが上というより、疲れにくさと精密操作の交換条件である。
注意点2|複数モニターの長距離移動はM575が楽
複数モニターを横へ並べると、カーソルを画面の端から端まで動かす距離が長くなる。
400-MA097では、机の上で本体を動かし、必要に応じて持ち上げて置き直す。M575ならボールへ勢いをつけて一気に移動できるため、大きな移動はM575のほうが楽である。
短時間の注文操作で小さなボタンへ位置を合わせるなら400-MA097、分析や情報収集で複数画面を長時間行き来するならM575という分け方が現実的である。ただし、マウスを替えるだけで誤発注を防げるわけではなく、注文内容の確認は別に必要である。
注意点3|Bluetoothには対応しない
接続方法は付属USBレシーバーだけである。
Bluetoothしか使えないタブレットや、USB-A端子のないノートPCへ直接接続することはできない。USB-C変換アダプターやハブを使える場合もあるが、持ち物は増える。
複数端末をボタンで切り替える機能もない。1台のPCへレシーバーを挿し、据え置きで使う用途に向いている。
静音版・USB-C版・Bluetooth版との違い
400-MA097は現在も公式販売されている。公式に後継機と明記された製品は確認できないが、接続方式や静音性が異なる比較候補がある。
| 型番 | 主な違い |
|---|---|
| 400-MA097 | USB-Aレシーバー、静音仕様ではない。本記事の実使用品 |
| 400-MAWS097BK | USB-Aレシーバーを使う静音モデル |
| 400-MAWC097BK | USB-Cレシーバーモデル |
| 400-MABT158 | Bluetoothモデル |
私は派生モデルを使用していないため、クリック音や接続性は評価しない。USB-A端子を使えるか、静音性が必要か、Bluetooth接続が必要かという条件で選び分けるのがよい。
ボタン割り当てとレシーバーの注意点
ボタン割り当て機能はWindowsのみ対応である。サンワサプライの公式ユーティリティでは、ホイールボタンと2つのサイドボタンへ別の機能を割り当てられる。左右クリックやDPI切替を含むすべてのボタンを自由に変更できるという意味ではない。
私は標準の戻る・進むのまま使っており、割り当て変更の使用感は評価しない。設定する場合は、SANWA SUPPLY Mouse Utility公式案内で対応OSと対象製品を確認する。
また、400-MA097はBluetoothマウスではないため、付属レシーバーを紛失すると、そのままでは接続できない。別のUSBレシーバーが何でも使えるわけではないので、交換品の対応と再ペアリング方法はサンワダイレクト公式案内で型番を照合する必要がある。
注意点4|携帯性はPebble M350に劣る
本体は約幅62×奥行109.5×高さ40mmで、極端に大きいわけではない。しかし、厚さ約26.5mmのPebble M350と比べると高さがあり、バッグの中で場所を取る。
外出用ならM350、精密操作用の予備なら400-MA097、長時間の据え置きならM575という使い分けが分かりやすい。
注意点5|約6年所有と毎日6年使用は分けて考える
購入日は2020年8月23日で、現在まで約6年所有している。ただし、主力ではなく、サブとしてたまに使用してきた。
長期間使わない時期もあり、現在はゴム部分に少し劣化が見られる。一方、必要なときには使える状態で手元に残っており、精密操作用の予備として役割が続いている。
この使用状況のため、「毎日6年使っても壊れなかった」という耐久性の断定はしない。ここで確認できるのは、長期間の未使用期間を含む、断続的な使用後の状態である。
トレードで使うならどんな人に向くか
400-MA097は、次のようなトレード用途に合いやすい。
- 注文画面の小さなボタンを狙ってクリックしたい
- 短時間の発注操作で、細かな位置合わせを重視する
- 戻る・進むボタンでニュースや資料を移動したい
- 高価な多ボタンマウスまでは必要ない
- USBレシーバーを挿したPCへ据え置く
一方、チャート分析の時間が長く、エントリー回数が少ない人は、M575の疲れにくさを優先しやすい。私はスキャルピングの頻度が高くないため、1台だけ選ぶならM575を選ぶ。
M575・M350・400-MA097の使い分け
| 優先すること | 選ぶ製品 | 理由 |
|---|---|---|
| 長時間の疲れにくさ | ERGO M575 | 本体を動かさず、広い画面も移動しやすい |
| 細かな位置合わせ | 400-MA097 | 通常型で止める位置を合わせやすい |
| 持ち運び | Pebble M350 | 薄く、バッグへ入れやすい |
| 戻る・進むボタン | M575/400-MA097 | どちらもサイドボタンを使える |
| 外出先の狭い机 | Pebble M350 | 本体が薄く小さい |
私は自宅ではM575、外出先ではM350、M575を使えないときは400-MA097を使う。この3台は競合というより、優先順位の違う道具である。
400-MA097がおすすめな人
- 安価な5ボタン+DPI切替マウスを探している人
- 通常型マウスで細かなカーソル操作をしたい人
- 戻る・進むボタンを使いたい人
- USBレシーバー式を据え置きで使う人
- トラックボールの予備を用意したい人
おすすめしにくい人
- Bluetooth接続を使いたい人
- 複数端末をボタンで切り替えたい人
- 長時間の疲れにくさを最優先する人
- 薄さと携帯性を最優先する人
- USB-A端子を使えない人
まとめ|400-MA097は精密操作へ戻れる安価な予備
サンワサプライ400-MA097は、2020年8月23日に1,380円で購入し、約6年所有している。
主力として毎日使ったわけではなく、長期間使わない時期もあった。サブとしてたまに使用しており、現在はゴム部分に少し劣化が見られる。通常型なので止めたい位置を合わせやすく、戻る・進むボタンとDPI切替も便利である。
一方、長時間の疲れにくさと複数モニター間の長距離移動ではM575、携帯性ではPebble M350を選ぶ。400-MA097は万能ではないが、精密操作を優先したい場面へ役割を絞ると使いやすい。
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